2025.06.30|MON
2025.06.30|MON
2025年6月17日~7月1日にかけて、インド北部パンジャブ州にあるチトカラ大学(Chitkara University)から学生29名と引率教員1名を受け入れ、約2週間にわたる「Chitkara Summer Program 2025」を実施しました。
チトカラ大学とは、2024年に包括協定を締結しており、今回のショートプログラムの受け入れが、実質的な交流の第一弾となり、本学としてもインドの協定校からショートプログラムを受け入れるのは今回が初めてとなります。チトカラ大学では、本プログラムの参加希望者が約300名にのぼったとのことです。
今回のプログラムでは、日本語や日本文化に関する講義に加えて、IoTに関する専門講義、情報連携学部への訪問、JETROによる日本企業のインド人採用動向に関する講義、日本的経営に関する講義、東洋思想学科の学生との交流セッションなど、多岐にわたる内容を実施しました。
情報連携学部への訪問
JETROへの訪問
東洋思想文化学科の学生との交流の様子
東洋思想文化学科の学生との交流の様子
日本語の会話授業では、本学の学生が日本語ボランティアとして参加し、会話練習や日本語を使ったゲームなどを通じて、参加者と積極的な交流を行いました。また、日本文化体験として、書道体験や阿波踊り体験も実施しました。
フィールドトリップでは、谷根千エリアの散策、TeamLab、東京消防庁防災館、東京スカイツリー、川越の町並み散策などを行いました。
東京スカイツリーでは、本学国際観光学部がスカイツリーと共同開発した「サスプラ」という、スカイツリーのサステナビリティへの取り組みや伝統工芸体験プログラムに参加しました。川越では、「小江戸」として知られる蔵造りの町並みを散策し、リノベーションされた蔵を会場に和菓子作り体験を行いました。和菓子作り体験では、インド流の独創的な和菓子を作り、参加者は大いに盛り上がっていました。
スカイツリーでの伝統工芸づくりの様子
川越訪問の様子
和菓子作り体験
プログラム期間中は、学生団体(TGS)、日本語ボランティア、阿波踊り愛好会、東洋思想学科の学生などが支援に入り、本学学生とチトカラ大学の学生の間で、活発な異文化交流と学び合いが行われました。
東洋大学では、今後もショートプログラムを継続して実施し、協定校からの学生を積極的に受け入れるとともに、海外大学の学生に対して日本語・日本文化に関する学びの機会を提供し、大学のグローバル化をさらに推進してまいります。